文部科学省 大学病院連携型高度医療人養成推進事業

第3回 シンポジウム「オール北海道での専門医育成~大学病院と市中病院の連携~」を開催しました。

日時:平成23年2月9日(水曜) 17:30~19:30
場所:北海道大学病院 管理棟2階 症例検討室

第一部 講演 司会 齋藤 豪札幌医科大学 産婦人科学教授)

  1. 「臨床研修における大学病院の役割」
    前野 哲博 先生(筑波大学附属病院 総合臨床教育センター副センター長/人間総合化学研究科地域医療教育学教授)
  2. 「後期研修~専門研修の現状と医師のキャリア形成、市中病院との連携」
    植村 和正 先生(名古屋大学医学部附属病院 卒後臨床研修・キャリア形成支援センター長/総合医学教育センター教授)
  3. 「大学病院との連携による市中病院での臨床研修医・専門医育成」
    小熊 豊 先生(砂川市立病院 院長)

第一部講演では最初に筑波大学の前野先生より、県内すべての基幹型研修指定病院が参加している"筑波大学附属病院群"と連携した臨床研修プログラムを中心にご講演いただきました。大学病院と市中病院が、それぞれのメリット・デメリットを補いつつ、研修医に個々のニーズにあった多様なキャリアパスを提供することは、我々の事業でも目指すところであり、大いに勇気をもらいました。
続いて名古屋大学の植村先生より、非入局スーパーローテート初期研修である"名大方式"における臨床研修の現状、大学病院と市中病院の連携についてご講演いただきました。東海地域の7大学と東海地域のほぼ全ての研修病院が参加する専門医養成プログラムの取り組みに大いに刺激を受け、今後の我々の活動に生かしていく活力をいただきました。
最後に砂川市立病院の小熊先生より、地域中核病院における大学病院との連携した研修医育成の実績と、総合医養成センター構想についてご講演いただきました。非常に熱意あふれるご講演に、一同大いに刺激を受けました。

第二部 パネルディスカッション

  座長: 筒井 裕之 (北海道大学病院卒後臨床研修センター長/循環病態内科学教授)
  パネリスト: 前野 哲博 先生、植村 和正 先生、小熊 豊 先生
    堤 裕幸 先生 (札幌医科大学附属病院臨床研修センター長 /小児科学教授)
    長谷部 直幸 先生 (旭川医科大学循環・呼吸・神経病態内科教授)

パネルディスカッションでは、北海道における臨床研修の現状、大学病院と市中病院の連携を強化・推進する上での問題点や課題について、フロアの参加者も含め活発な討議が行われました。
オール北海道での専門医育成には、大学病院と市中病院が機能的に連携し、専門医養成の過程をキャリアパスとして可視化・体系化していくことの必要性や、若手医師の確保・育成が、地域全体の医療レベルの向上につながることが再認識され、今後の我々の活動に生かしていく活力をいただきました。

   
   

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