文部科学省 大学病院連携型高度医療人養成推進事業

第5回シンポジウム「最近の若手医師のキャリア形成 〜大学病院と市中病院の連携と役割 オール北海道で高度医療人の育成を〜 」を開催しました。

日時:平成24年2月27日(月曜) 18:00~20:00
場所:北海道立道民活動センター  かでる2・7    8階820研修室

第1部 講演

座長:堤 裕幸 札幌医科大学附属病院卒後臨床研修センター長
(札幌医科大学医学部医学科小児科学教授)

「医学教育の現状と課題」
 講師:大滝 純司 先生

北海道大学・医学研究科・医学教育推進センター 教授(H24.2月就任)

第一部講演では北海道大学の大滝先生より、医学教育の現状と課題と題してご講演をいただきました。前任地である東京医科大学総合診療科で臨床・教育・研究をされていたご経験からのお話を通し、現在の卒後初期臨床研修の現状や大学病院の果たすべき役割、国内外の医学教育改革の現状や、今後求められて行くであろう新しい専門家像を意識した人材の育成が必要であるとのお話をいただきました。


【第2部 講演】

座長:筒井 裕之 北海道大学病院卒後臨床研修センター長(北海道大学大学院医学研究科 循環病態内科学教授)

(2)大学病院と当院の連携と役割」
講師:松木 高雪 先生 製鉄記念室蘭病院 院長

(3)「大学と地方病院の連携による医療人育成:高校生から後期研修医まで」
講師:角谷 不二雄 先生 富良野協会病院 副院長

(4)「オール北海道で若手医師を育てよう 〜北海道モデルの提案〜」
講師:宮田 靖志 先生 北海道大学病院 卒後臨床研修センター 医科卒後臨床研修部門 副部門長

  第2部講演では、製鉄記念室蘭病院の松木先生、富良野協会病院の角谷先生から、それぞれの御施設での研修医育成についての取り組みについてお話しをいただきました。両先生共に初期研修のみならず後期研修をも視野に入れた高度な医療人育成という観点から考えると、大学と関連施設との連携が重要であるとのお考えを示されました。
  その後、北海道大学の宮田先生より、北海道大学における初期臨床研修プログラム改革についての話題提供があり、道内の市中病院や地域医療施設との間での連携を盛り込んだ、研修医のニーズに対応した多様性のあるプログラムを作り、更に垣根を越えた連携を進めていくことによってオール北海道で若手医師育成を、との提言がなされました。

  本事業によって行われている大学間連携や、本シンポジウムで御提言いただいた大学と関連施設との連携等、研修医が研修内容のニーズに合わせて研修先を選択できる体制の構築が高度医療人育成という観点から重要であると一同再認識し、本事業推進への期待の大きさと更なる努力が必要であることを改めて確認致しました。

   
 

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