文部科学省 大学病院連携型高度医療人養成推進事業

第6回シンポジウム「大学・市中病院間連携と今度の医療供給体制」を開催しました。

平成24年8月3日(金曜) 17:30~20:30
場所:北海道大学医学部フラテ会館 特別会議室

第6回目となるシンポジウムを開催しました。本事業に関わる大学病院の病院長・キャリア形成支援センター関係者、臨床研修関係者はもとより琉球大学、島根大学、兵庫医科大学などから約60名にご参加頂き、活発な意見交換がなされました。 第一部では旭川医科大学より 柿崎先生、札幌医科大学より三浦先生、北海道大学より筒井先生から各大学における 若手医師育成の研修プログラムの概要とそのアウトカム、今後のさらなる発展のための方向性をご報告頂きました。

続きまして、手稲渓仁会病院院長の田中先生より手稲渓仁会医療センターにおける若手医師育成の取り組みをご講演頂きました。世界に通用する医師を育成するための独自の臨床研修プログラムなど活発な取り組みや、医師のキャリア形成のための大学病院や他機関との連携を含めたシステムをご紹介頂き、大変刺激を受けました。

ディスカッションではオール北海道での専門医育成には大学病院と市中病院が機能的に連携していくことが重要であることが再認識されました。

また、多くの研修医に来てもらうための具体的方策として、プログラムの充実、待遇改善、ホームページなどを利用した広報の重要性が挙げられました。


第二部は様々な医療政策に関与されている参議院議員であり医師である桜井先生から、 「社会保障ニューディール政策」と題しましたご講演を頂きました。前半は地域医療の医師不足解消や大学病院の機能についてご提言頂き、後半は日本と諸外国を比較しながら、お荷物と言われている医療・社会保障の充実が雇用の促進、地域の活性化につながるという、明確なビジョンを持ったお話に元気を頂きました。

特に前半では、北海道の医師偏在について触れて頂き、医師数は全国平均並みであるにもかかわらず地域間格差が大きいこと、地域枠の学生をさらに増員するべきであること、また地域枠の学生を地域へ派遣、育成するシステムを構築する必要があること等、お話頂きました。その一例として、北海道の地域医療支援センターの活動についてもご紹介頂きました。我々が今後まさに考えていくべき事項であり、大変勉強になる内容でした。

ご講演後の質疑応答でも、会場から沢山の意見、質問があり、充実したシンポジウムとなりました。非常に熱意あふれるご講演に、一同大いに刺激を受けました。

   
   

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