看護部教育目的
専門職の自覚を持ち、患者の個別性を尊重した計画的な看護が主体的に実践できるよう教育支援する
看護部教育目標
北海道大学病院の機能に対応できる看護の人材を育成する
- ジェネラリストとしての能力が獲得できる
- 医療チームでの役割を自覚し、リーダーシップが発揮できる
- キャリア開発のための主体的学習ができる
- 研究的な視点・姿勢で看護に取り組む事ができる
教育計画(令和7年度)
1．ラダーレベル別研修
| 研修名 | 対象 | 集合 | 目的 |
|---|---|---|---|
| 看護過程研修 | ラダーレベルⅡの到達を目指す看護職員 | 計1日 | 看護過程を展開する能力を高め、患者参加型看護の実践ができる |
| リーダー研修 | ラダーレベルⅢの到達を目指す看護職員 | 計1日 | 看護チームにおけるリーダーの役割を理解しリーダーシップを発揮できる |
| 看護倫理研修 | ラダーレベルⅢの到達を目指す看護職員 | 計1日 | チーム医療の中で、患者の権利の擁護者としての看護師の役割を理解し、倫理的視点で看護実践に取り組む |
| 看護管理研修 | 副看護師長 | 計4日 | 論理的思考をもとに自部署の現状分析を行い、チームメンバーと協働して課題を解決できる |
2．経年別研修
| 研修名 | 対象 | 期間 | 目的 |
|---|---|---|---|
| 新人看護職員研修 | 新人看護職員研修を参照ください | ||
| 1年目研修 | 卒後1年目 | 1日間 | 看護専門職としての自覚を持ち、自ら学び・成長していく必要性がわかる |
| 2年目研修 | 卒後2年目 | 1日間 | 患者参加型看護の理解を深め、患者中心の看護を実践できる |
| 3年目研修 | 卒後3年目 | 1日間 | 1事例を事例検討としてまとめることで、自己の看護を内省し実践に結び付けることができる |
3．役割別研修
| 研修名 | 対象 | 集合 | 目的 |
|---|---|---|---|
| プリセプター研修 | プリセプターの役割を担う看護職員 | 0.5日間 | 経験から学ぶプロセスを理解しプリセプティーを支援できる |
| 看護補助者研修 | 看護補助者 | 2時間 | 1．医療チームにおける看護助手・夜間看護補助者の役割を理解できる 2．看護補助業務を遂行するための基礎的な知識・技術を習得できる |
| 新任看護師長研修 | 新任看護師長 | 計3日 | 看護師長の役割を理解する |
| 新任副看護師長研修 | 新任副看護師長 | 計4日 | 副看護師長の役割を理解する |
| 副看護師長研修 | 副看護師長 | 0.5日間 | 組織における副看護師長の役割を体験を通して理解する |
| 看護師長研修 | 看護師長 | 看護管理者として成長するための相互支援ができる | |
| 新任看護職員等「重症度、医療・看護必要度」研修 | 新任看護職員等 | 1時間 | 「重症度、医療・看護必要度」について理解し、評価できる |
| 静脈注射エキスパートナース認定研修 | 受講要件あり | 静脈注射に関する高度な知識・技術を持つ静脈注射エキスパートナースを育成する |
4．専門領域別研修
| 分野 | テーマ |
|---|---|
| クリティカルケア | 状態変化を予測し予期せぬ急変を防ぐ 呼吸・循環・意識障害のアセスメントと実践的アプローチ |
| 救急看護 | 急変時対応 |
| 急性・重症患者看護 | RRSについて知る、事例を振り返る |
| 小児救急看護 | 小児のRRSについて |
| 感染管理 | 感染対策の基本、医療器具関連感染の対策を学ぶ |
| 手術看護 | 周術期看護 ～術前・術中・術後の看護～ |
| がん看護 | がん疼痛の初期アセスメント、苦痛緩和のための鎮静 |
| がん化学療法看護 がん薬物療法看護 |
がん薬物療法の投与管理と曝露対策 |
| がん放射線療法看護 | 看護に活かす線量分布図 |
| 慢性看護 | 最近の肝疾患とその看護 |
| 認知症看護 | 認知症をもつ高齢者の看護 |
| 皮膚・排泄ケア | 褥瘡改善・予防のためのポジショニング、失禁関連の皮膚炎のケア |
| 摂食・嚥下障害看護 | 摂食嚥下障害患者の食事介助 |
