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「多重課題研修」が終了しました

2015年11月2日

　10月23日～25日に新人看護職員対象の多重課題研修を実施しました。目標は、１）安全にケアを提供するために、優先すべきことが何かを理解できる　２）他の医療者に協力を求める必要性が理解できる　３）日頃の場面や行動を振り返り、今後とるべき行動を見出せるです。
　1グループ５～６名の構成で、シミュレーション演習を行いました。６つの場面で看護師役や患者役を交代で行い(写真左・中央）、グループワーク（写真右）で場面を振り返りながら、優先すべきこと、他者との協働、患者への配慮で必要なことを話し合いました。
　何が切迫しているのか、それはなぜかを考えるとともに、予測性や準備性を持つことの重要性、他者への依頼の方法、患者への説明など具体的に話し合うことができました。研修後は、「多重課題にならないように予測し、準備することも大切と分かった」「患者役もして、患者の気持ちもわかった。誠意をもってかかわることが大切」「他者には、困っているという自分の状況を伝えることで、助けを得られる場合もある」「大変だったけど、楽しく学べた」など感想が聞かれました。