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1年目多重課題研修

2016年11月2日

10月21日～23日に1年目多重課題研修が行われました。全部署の新人看護師が半日ずつ出席しました。6つの場面で構成された演習では、交代で看護師役と患者役を行い（写真左、中央）、看護師役は指示された業務に向かいました。次々と患者役より体調の変化や要望が伝えられ、焦り、患者を待たせたり、相談や依頼をできずに一人で抱え込むなど、日頃の課題と共通する部分が多かったです。演習後はグループワーク（写真右）で、学びと課題を整理しあいました。現在の課題を共有する部分では、共感しあえることも多かったです。「目指すのは患者の安全」と再確認し、そのためにとるべき行動は何かと学ぶことができました。患者役を体験し、体調不良や待たされる時の患者の気持ちがわかり、どうすれば安心し納得してもらえるかということも考えあいました。患者役の迫真の演技もあり、時に笑い声も聞かれ、楽しく学びあえました。「実際に一人で行うことも多くなり、多重課題に悩んでいる時期だった。自分の行動や考え方を見直すことができ、他者の考え方を知ることができ参考になった。」と感想が聞かれ、有意義な研修となりました。