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1年目多重課題研修が終わりました

2017年10月19日

全部署の新人看護師が半日ずつ出席し、9月22日～24日に1年目多重課題研修が行われました。研修の目的を「多重課題に対し、優先順位が判断でき、他者の協力を得ながら、看護業務を遂行できる」とし、内容は演習とグループワークで構成しています。演習は6つの場面があり、研修生が交代で看護師役と患者役を行います。看護師役は与えられた業務を行い、患者さんの訴えに対応し（写真右）、研修指導者から行動の理由を聞かれます。グループワークでは演習を振り返り、学びと課題を整理し、全体会で発表し共有しました（写真左）。
新人看護師は入職から半年が経ち担当する患者さんの数が増え、部署の多重課題の対応に難しさを感じている時期です。自分の状況を整理し予測して準備性を持つ、困った時は積極的に助言を求めるなど、実践に活用できる意見交換ができました。患者役を体験し、体調不良の時、また待たされた時の気持ちを実感し、患者さんはどのように声をかけられると安心するか、納得できるかなども話し合いました。患者さんの安全のために何が必要か、患者さんを中心に考える大切さを再確認できました。