歯ぎしり専門外来
ごあいさつ
「歯ぎしり」とは睡眠時などに歯を強くこすり合わせ、きりきりと音をたてることです。
歯ぎしりが起こる原因はいろいろありますが、成長期に起こる歯ぎしりのように、かみ合わせを調整するための生理的な反応もあります。
しかしかみ合わせに全く問題が無くても、強い歯ぎしりを日常的に行っている人もおり、
歯ぎしりがどのようなメカニズムで起こるのかは未だ明確になっていません。
歯ぎしりは睡眠中に起こると書きましたが、歯ぎしりは日中目覚めている時にも無意識に行っており、この他にも、
くいしばったり、カチカチと咬み合わせたりすることがあります。われわれは、これら非機能的な習癖を総称して「ブラキシズム」と呼んでいます。
ブラキシズムは、顎関節症の原因として、また高齢化社会を迎えて増加傾向を示す歯の破折や、修復物の脱落の原因となると考えられています。
また、ブラキシズムが続くと、歯の痛みや肩凝りなどさまざまな不快症状が出る場合があります。さらに、ブラキシズムによる強い力は、
重度歯周病の進行につながると考えられており、ブラキシズムの診査・診断と治療対策はきわめて重要です。
歯ぎしり外来では、ブラキシズムの診断・治療を行います。ブラキシズムが顎関節症を引き起こしていると考えられる場合には
顎関節症外来のスタッフと治療を進め、歯周病が生じている場合には歯周病専門医との連携を保ちながら治療を進めます。
概要
治療方針
昼間のブラキシズムは、まばたきや呼吸と同じように無意識に行う人が多いので、自分の生活習慣を注意深く観察してもらいます。昼間のブラキシズムが自覚できるようになると意識的にコントロールできるようになります。 夜間のブラキシズムの診断については、患者さんに状況をお聞きするとともに、自宅に持ちかえり夜間のブラキシズムを記録分析する小型の装置や、口の中にマウスピースを入れてその擦り減り具合からブラキシズムの程度を診断する方法などで診査します。夜間のブラキシズムの治療は、ナイトガード(マウスピース)を使う方法や、特定の歯に大きな力がくわわらないようにかみ合わせを調整するなどの対策をとります。また、投薬や睡眠前の自己暗示療法などが有効な場合もあります。
診療時間
新患受付:月~金曜日 午前8時30分~午後4時
再来受付(要予約):月~金曜日 午前8時30分~午後4時
担当歯科医師
| 職名 | 氏名 | 専門分野 | 所属学会・指導医・認定医など |
|---|---|---|---|
| 外来医長(准教授) |
菅谷 勉 | 歯周・歯内療法学 | 日本歯周病学会 指導医 日本歯科保存学会 認定医 |
| 准教授 |
山口泰彦 | 顎関節症、歯科補綴学 | 日本顎関節学会 指導医 日本補綴歯科学会 指導医 |
| 上記の他 | 日本歯周病学会 認定医、日本歯科保存学会 認定医 1名 |