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内科I

北大病院内科Iは呼吸器専門医、アレルギー専門医、循環器専門医、糖尿病専門医資格取得のための研修施設となっています。さらに内科Iは道内の呼吸器、循環・代謝領域の研修(教育)施設とも広く協力体制にあり、それぞれの領域での早期からの専門的研修と専門医資格の取得が可能です。

一方、内科Iでは古くから「全身を診ることのできる医師」の養成を重視してきました。これは現在も変わるものではありません。内科Iは消化器科を含む内科一般の研修施設も多く有しています。内科専門医養成コースではこの強みを生かし、内科の主要科目ともいえる呼吸器、循環器、代謝、消化器、そして一般内科研修を6年間かけて行います。これは、各領域のトップレベルの関連施設を有する内科Iだからこそできるシステムです。
 

研修内容と特徴


内科Iの後期研修システムの特徴は、専門領域の決断がフレキシブルにできるという点です。内科Iの後期研修では早い時期(卒後3年目)に専門領域を決め、そしてより早くその領域の専門医資格を取得したいという希望に対応することが可能です。一方で、より長い期間(4-5年間)幅広く内科研修を行った上で専門領域を決めるというオプションも用意されています。これは自分自身の適性、将来性をじっくり見極めるという意味で大きなメリットといえます。

また大学病院の後期研修システムに入るメリットは将来の学位取得や留学に向けて研究面での動機づけができるということです。とくに内科Iでは外来・病棟患者を対象とした臨床研究にも力を注いでおり、多くの大学院生が先輩医師の指導のもとに充実した仕事に励んでいます。病棟の仕事をしながら積極的に学会や英語論文発表に励む先輩をみることができるでしょう。COPDの発症要因や自然歴の解明、気管支喘息・アトピー関連遺伝子の検索、肺癌における腫瘍抗原の検索とワクチン療法、バーチャル気管支鏡や経気管支超音波内視鏡による診断技術の向上、分子標的治療をはじめとする癌化学療法の臨床試験、肺高血圧症に対する新薬の治験、糖尿病・肥満の発症要因解明、PET, MRIによる心サルコイド-シスの診断法開発など多岐にわたる臨床研究が病棟を中心に行われています。関連病院の協力のもとに行っている臨床研究もあり、疾病に対する新たな知見・治療法が確立していく、これらの臨床研究の一端にぜひ関わってほしいと思います。これらの体験により、臨床医としてさらなるレベルアップができると私たちは考えています。

内科Iでは研修医の先生が、このような研修システムを最大限に活用し、有意義な後期研修とそれに続く臓器別専門医コース、内科専門医コースを希望されることを期待しています。そして一人でも多くの優秀な内科医が育っていくことを心から願っています。
 

取得できる専門医・認定医


呼吸器専門医 気管支鏡専門医、アレルギー専門医、循環器専門医、糖尿病専門医、がん薬物療法専門医
 

教育研修施設


KKR札幌医療センター、帯広厚生病院、砂川市立病院、王子総合病院、北海道社会保険病院、北海道医療センター、北海道がんセンター、国立函館病院、北海道中央労災病院、岩見沢市立病院、札幌市立病院、市立千歳市民病院、苫小牧市立病院、旭川市立病院、天使病院、小樽協会病院、北海道医療大学
 

研修プログラム(フローチャート)


研修プログラム(フローチャート)
 

科長からのメッセージ


内科Iは呼吸器病学を中心に循環・代謝領域もカバーする内科教室です。伝統的に「全身を診る」内科医であることを大切にしてきました。また、世界の第一線で通用する研究者から、地域医療を担う総合医まで、幅広く人材を育成してきました。最も伝えたいメッセージは、それぞれの希望、個性、能力にあったキャリアアップの道を提供できることです。医師としての長い人生のなかで、大学病院において診療、研究、教育を経験することは、将来どのような道に進むとしても、貴方の貴重な財産となることでしょう。大学の医局とは貴方の将来を縛るところではなく、貴方のキャリアアップのための様々の道を提供するところです。国内、国外を問わず、多くの素晴らしい施設に医局員を派遣しており、このような幅広い人的ネットワークのなかで仕事をしていけることも医局に所属することの魅力でしょう。女性教員・医局員が比較的に多いことも内科Iの自慢のひとつです。初期研修からであれ、後期研修からであれ、仲間に入って一緒に仕事をしませんか。

お問い合わせ

北海道大学病院 臨床研修センター

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