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内科II

当科は内科学第二講座として大正12年に発足した、長い歴史を持つ総合内科学教室です。内科IIには、膠原病、糖尿病・内分泌、腎の三つの専門グループがあります。大学病院においてそれぞれのグループが独立して診療にあたっていますが、それぞれの分野のもつ専門的な視点からお互いに連携しながら密接に協力して診療にあたっています。内科IIは教室として、「高度な水準の医学研究に基づき、科学的洞察力をもった専門医を育てる」という目標を掲げており、その高い専門性で北海道大学病院の診療に貢献し北海道の地域医療を支えており、さらには、疾患の成因解明と治療法の確立を究極の目標に、世界に向けてその成果を発信できるよう教室員一同日々研鑽を積んでおります。講座の正式名称は変わりましたが、諸先輩方が築かれたスピリットは脈々と受け継がれています。
 

研修内容と特徴

  • 内科IIでは内科医として内科全般の知識・技量を修得したうえで、各分野の専門医を育成することを目標としています。したがって、後期研修では最初の2年間は当科の関連施設(いずれも内科学会の教育施設ないしは教育関連施設)で、原則として1年ずつ、計2施設で一般内科研修を中心に行っていただきます。
  • 原則として卒後5年目からは大学病院ないしは関連施設で専門内科研修を開始します。希望により卒後4年目から大学病院ないは関連施設で専門内科研修を開始することも可能です。どの専門を選択するかは各人の希望が優先されます。また特定の専門分野を決めずオールラウンドな内科医を目指すことも可能ですが、サブスペシャリティーとしての専門性を志向することをお勧めしています。学位取得も目指す人は、この時期に大学院に進学します。
  • 大学病院では各専門グループが独立して診療に当たっています。病棟ではおもに研修医が主治医となりますが、各グループのメンバーがディスカッションをして方針を決定するグループ診療の形式をとっています。病棟で専門領域の臨床能力を高めたのちに、外来診療も担当していただき、他科や他院からのコンサルテーションに応じることができる医師として独り立ちすることを目指します。
  • 大学病院での専門内科研修では、すでに内科医としての基本ができているものとして、臨床の現場で責任を持った立場で診療していただくとともに、学生や初期研修医への教育ならびに臨床研究も率先して行うことが求められます。
  • 医師としての専門性を高めるためには、一定期間、基礎的ないしは臨床的研究を行うことも重要と考えています。研究については各人の希望が優先しますが、臨床の教室における研究は基礎の教室とは違い、臨床をより深く知るためのものです。研究で得たものを臨床の場にいかす姿勢を忘れずに、研究を進めていただきます。
  • 各専門グループともだいたい卒後8-10年目までには各専門分野での専門医が取得できるよう、大学院進学者は学位が取得できるようなプログラムを用意しております。

取得できる専門医・認定医


日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本リウマチ学会リウマチ専門医、日本糖尿病学会専門医、日本内分泌学会内分泌代謝科(内科)専門医、日本腎臓学会腎臓専門医、日本透析医学会専門医 など
 

教育研修施設


市立札幌病院、北海道医療センター、NTT東日本札幌病院、札幌社会保険総合病院、北海道社会保険病院、KKR札幌医療センター斗南病院、滝川市立病院、苫小牧市立病院、帯広厚生病院、釧路赤十字病院 など
 

研修プログラム(フローチャート)


研修プログラム(フローチャート)
 

科長からのメッセージ


内科IIには「リウマチ・膠原病」「糖尿病・内分泌」「腎臓」の三つのグループがあります。当科のよき伝統は、それぞれの専門分野において科学的洞察力をもつ専門医の育成に力をいれてきたことです。研究室としての当科のスローガンは、常にグローバルであれ、です。北海道大学で医学研究をするときに、不要なのが「ボーダー」です。いま自分のやっていることがどうなのか、それを磨くにはどうすればいいのかを、グローバルな観点でしっかりと認識しながら仕事をすすめていきたいものです。
また、科学的根拠、あるいはエビデンスによる診療をおこなうには、その研究が実際にどのようにおこなわれて、結果がどのように解釈されているか、を理解する必要があります。そのためには自らが研究をおこなった経験が必要です。一流の臨床医になるために研究の経験が必要なのはそのためです。

ぜひ私たちといっしょに学んでみませんか?

お問い合わせ

北海道大学病院 臨床研修センター

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