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循環器内科

循環器内科は、虚血性心疾患・心不全・不整脈などの循環器疾患を有する患者さんの診療を担当する診療科です。ライフスタイルの変化にともなう高血圧・糖尿病・脂質異常症などを有する患者さんの増加、感染症や癌などに対する治療の進歩、さらには人口の高齢化も加わって、循環器疾患を有する患者さんは増加の一途をたどっています。これに伴い、循環器内科専門医のニーズは年を追うごとに高まっており、循環器内科は21世紀型高齢化社会の医療において中心的役割を担う診療科の一つです。
 

研修内容と特徴


当科では2年間の初期臨床研修修了後、通常3年間程度すべての循環器疾患に対応できるgeneral cardiologistを目指して関連する教育研修病院の循環器内科で研修を行います。いずれの教育研修病院も循環器内科後期研修の場として、質の高い研修が受けられる施設ばかりです。これらの病院には経験豊かな指導医が在籍しており、その指導の下、循環器疾患のみならず広く内科系疾患の診断治療を学びます。また、心臓カテーテル検査や体内式ペースメーカー植込みはもちろんのこと、冠動脈インターベンションを行う技術を習得することができます。

その後、関連病院での研修を続けることができますが、当科では大学院への進学を推奨しています。通常は6年目に大学病院へ戻り、1年間、病棟医として研修医の指導を経験しながら大学病院の病棟で勤務した後、各研究グループに所属し、研究に携わります。大学では現在、肥大心における不整脈発症機序の解明、炎症性細胞の心血管病・心不全進展における役割の検討、心不全における骨格筋機能変化などの基礎研究や、心エコーによる壁運動解析、FMDによる血管内皮機能評価、各種画像診断による病態解析など多くの臨床研究が行なわれています。また、臨床の面では心臓カテーテル検査、心臓電気生理学検査、心エコー、心不全・心臓リハビリテーション、画像診断の各専門グループが活動しており、研究と平行して循環器内科の中のsubspecialityを習得することもできます 。

大学院卒業後は、本人の希望に応じて、大学での臨床・研究、関連病院での研修、留学などライフプランにあった進路が選択できます。
 

取得できる専門医・認定医


日本循環器学会認定循環器専門医、日本内科学会認定内科医、日本内科学会認定内科専門医
日本心血管インターベンション治療学会専門医・認定医、不整脈専門医、高血圧専門医、
動脈硬化専門医、超音波専門医・指導医など
 

教育研修施設


市立札幌病院、国立病院機構北海道医療センター、札幌厚生病院、NTT 東日本札幌病院、北海道大野病院、北光記念病院、時計台記念病院、小笠原クリニック札幌病院、小樽協会病院、渓和会江別病院、北海道中央労災病院ならびに同せき損センター、砂川市立病院、苫小牧市立総合病院、伊達赤十字病院、独立行政法人国立病院機構函館病院、市立函館病院、函館中央病院、北見赤十字病院、市立釧路総合病院、帯広協会病院
 

研修プログラム(フローチャート)

 研修プログラム(フローチャート)
 

科長からのメッセージ

循環器内科の診療の3つの柱は、1)高血圧、脂質異常症等に対する予防医療、2)急性心筋梗塞等に対する救急医療、3)心不全、難治性不整脈等に対する高度医療です。

急性心筋梗塞や重症心不全などの重症の患者さんを救命し、患者さんやその御家族と大きな喜びを共有できる急性期医療に携る喜びを感じることができる一方で、生活習慣病や慢性期の循環器疾患の患者さんとじっくり長く向き合いあうことができるのも循環器内科医ならではのものです。また、薬物を用いた内科的治療を駆使し、さらに冠動脈インターベンションやカテーテルアブレーション、ICD・CRTなどのデバイスなどを用いた高度医療を実践することができることが、他科にはない大きな特色です。

循環器内科医療に一人でも多くの若い力が加わってくれることを期待しています。
 
循環器内科科長 筒井裕之

お問い合わせ

北海道大学病院 臨床研修センター

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