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顎口腔機能治療部門

高次口腔医療センター顎口腔機能治療部門ホームページ
http://www.den.hokudai.ac.jp/gakuko/gakukoukuindex.html

ごあいさつ

当部門では、言葉や発音の障害、口や顎の領域の生まれつきの異常や変形に対する診療を主に行っています。
特に体表面に現われる先天的な異常の中でも最も頻度の高い口唇裂・口蓋裂(日本人一般集団では500人に1人の出生、道内では年間70人程の出生数と推 測)の治療は、出生後から成人になるまでの長時間を要するものであり、関連する多くの医科・歯科分野の専門家を結集した治療を必要とします。患者さんが安 心して一貫性のある治療を継続できるように計画的に管理されていくことが大切です。

概要

診療体制

当部門は、歯科診療センター内の口腔外科・口腔内科診療専門外来が受診の窓口になっています。その後、当部門が中心になって多くの専門分野の治療が 協力して円滑に行われるよう運営していきます。道内全域の患者さんが対象となるため、すべての患者さんが等しく高い水準の治療を受けることができるように 地方の病院や保険施設として連携していきます。
 

治療方針

哺乳改善、口や顔の形態や機能改善の手術、言葉の治療、むし歯や不正咬合などの口の領域の治療はもちろんですが、産科、小児科、耳鼻咽喉科、形成外科など関連各科と連携したチーム医療が一貫してすすむように維持・管理していきます。
口唇口蓋裂治療では、整容的問題、言葉の問題はもちろんですが、将来の顎や顔の成長発育をも考慮して特別に工夫した治療体系を取り入れています。従来から 口唇裂の閉鎖術(口蓋形成術)にはプッシュバック法という手法が用いられてきました。これは言葉傷害の改善には大変有効な方法なのですが、顎や顔の成長に 取り返しの効かない障害を引き起こす可能性が大変高くなります。そこで当部門では言葉と顎の成長をともに充足させるため、1995年から治療法を根本的に 改良しました。出生直後にホッツ床という顎の変形を矯正する床を装着し、口唇裂に対しては手術浸襲を極力小さくする新たな手術方法で行っています。
また、口唇裂がないにもかかわらず鼻から空気が漏れてしまい発音が障害される鼻咽腔閉鎖不全症に対して、言語治療・発音補整装置・鼻咽腔閉鎖機能の改善手術などを駆使した治療に積極的に取り組んでいます。

 

詳しくは下記の顎口腔機能治療部門のホームページを是非ご覧ください。
http://www.den.hokudai.ac.jp/gakuko/gakukoukuindex.html
 

診療分野

当部門がチーム医療を円滑に実践していくための要となり、以下のような治療が各専門分野の医療者によって一貫して行われていきます。

  • 口や顔の先天異常のカウンセリング(臨床遺伝専門医との連携)
  • 新生児・乳児の哺乳管理および顎の成長管理
  • 口, 顎, 顔の各種形成手術、歯や骨の移植手術などの外科的治療
  • 言葉の問題に対する診断と治療
  • 乳幼児期の口の衛生管理と虫歯予防・治療
  • 歯列不正や顎の変形に対する矯正治療
     

診療時間・受診予約

月曜~金曜 午前8時30分~午後4時(予約制)
初めて受診される場合(初診)、予約の取り方には2つの方法があります。

1.直接に電話で予約を取る方法
 歯科診療センター第3診療室内 顎口腔機能治療部門または口腔外科
(担当医と直接に日時の予約をとります。)
 電話:011-706-4349,4352,4386(午前9時~午後5時まで)

2.受診中の医療機関を通して予約を取る方法
 受診されている医療機関の医師にご相談ください(ホームページの医療関係者の方 参照)。

*言語聴覚士による言語治療は初診した後に担当医を通して行われます。
(完全予約制で月曜午前・水曜午後・木曜午後・金曜午前に行ないます。)

担当医療者

職名 氏名 専門分野 所属学会・指導医・認定医など
准教授(診療教授) 三古谷 忠 口腔顎顔面外科 日本口腔外科学会専門医・指導医
講師 金子 知生 矯正歯科 日本歯科矯正学会専門医・指導医
言語聴覚士 三上 愛 言語治療 日本音声言語医学会, 口蓋裂学会

*言語や摂食嚥下に対する治療では、当院だけではなく北海道医療大学心理科学部言語聴覚療法学科の支援も受けて道内各地の関連施設と連携をはかっています。

診療実績

項目 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年
口唇・口蓋裂新来数 31 36 36 35 20 35
口唇・口蓋裂の全身麻酔手術件数 28 33 30 37 28 33

 

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