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3年目研修が終了しました
2017年8月30日
1日目は、3年目の課題について明らかにするために、KJ法を使いグループで取り組みました(写真左)。全体会でグループ毎に発表を行い(写真中央)、学びを共有しました。研修生から「課題の要因が見えた」「同期が同じ悩みを抱えながら、課題に取り組んでいることがわかり励みになった」などの意見や感想が述べられました。
2日目の午前は、1事例を事例検討としてまとめるために、事例を見直す意味について講義を受けました。パネルディスカッションでは「事例をまとめる中で明らかになった私の看護」をテーマに、4年目看護師3名のパネリストから発表がありました。研修生の「事例をまとめた後に変化したことを教えてほしい」という質問に、パネリストは「患者の気持ちや考えを聞き、その上で患者へフィードバックする大切さ、記録を残す必要を学び、実践するようになった」と答えてました。先輩の体験から、研修生は改めて事例を見直す意味を考えました。午後は、北海道大学大学院保健科学研究院基盤看護学分野 矢野里香先生(写真右)から、「事例検討としてまとめる」をテーマに講義と演習を行いました。先生から「患者をより理解することに事例検討の目的はある」と伝えられ、研修生は取り組む事例について検討しました。
来年2月の継続研修では、今回の研修で明らかになった課題に取り組み、「課題達成状況」と「1事例のまとめ」をグループワークで発表し、それぞれの成果を共有する予定です。