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放射線診断科

 放射線診断科は、CTや血管造影装置等のX線診断機器、MRI、超音波装置等の画像診断機器を用いて、画像診断及び画像診断を用いた処置・治療(Interventional Radiology)を専門的に行う科です。

 画像診断は、その目覚ましい発展によって今や日常診療において不可欠なものとなっており、担当する領域は全身のあらゆる部位に及びます。臓器専門診療へと時代が進む中、全身を診療対象とする数少ない診療科の一つです。また画像診断の手法を用いて低侵襲に処置・治療を行うInterventional Radiologyにより、癌患者を主体として治療も行っています。画像診断を通して診断・治療の両面から患者QOL向上に寄与しているのが放射線診断科の大きな特徴です。
 

研修内容と特徴

 放射線診断は、当初単純X線検査から始まりましたが、今やX線CT、MRI、血管造影、超音波検査、核医学検査等と技術の発展の恩恵をうけ日々進化を続けています。静的で大まかな情報しか得られなかった過去から、現在では3次元的な画像を取得する事は日常診療の一部となり、4次元画像を用いて3次元構造が時間的に変化する様子を観察することもできるようになりました。このように放射線診断は、日常診療において技術的進歩の恩恵を最も受けやすい学問領域であるとも言えます。一方、その結果として個別の検査から得られる情報は年々増加しており、その情報を患者の診療に生かすためには、より高度な知識や洞察力、主治医との連携力が問われるようになっています。そこで、当科での研修は各専門領域別に、その道のエキスパートの下で研修することで、総合的に専門知識を得る事を目標としています。

 3・4年目の研修は大学病院で、5・6年目の研修は関連施設で行うことを原則としています。 当科は中枢神経系・頭頸部画像診断を担当するNeuroグループ、胸腹部・骨盤部・四肢の画像診断を担当するBodyグループ、血管造影・画像診断を用いた処置・治療(Interventional Radiology)を担当するIVRグループの3つに分かれ、専門的な診療を行っています。これに加えて放射線治療を行う放射線治療科、核医学検査・治療を行う核医学診療科の合計5科・部門をローテート研修して頂きます。これにより放射線診断学に必要な画像診断の知識やIVRの基礎的手技を習得して頂くのみでなく、放射線科専門医の取得に必要となる、放射線治療や核医学診療の基礎的な知識も習得できます。 5・6年目は放射線診断の実地的な症例経験を蓄積しながら研修を行い、後輩に対しては指導的な立場でも活躍して頂きます。この時期は臨床領域での研究の動機を探し、その研究手法を学ぶ良い機会でもあります。また、放射線診断専門医取得に向けた研鑽を重ねる時期でもあります。なお、放射線診断専門医取得には、放射線科専門医の資格取得後、2年間の研修が必要です。大学院進学に関してはローテーションの終了後の5年目を推奨しておりますが、希望の時期で進学する事も可能です。
 

取得できる専門医・認定医

  • 日本医学放射線学会専門医

  • 日本放射線腫瘍学認定医

  • 日本IVR学会専門医 等

教育研修施設

市立札幌病院 函館市立病院 市立旭川病院 小樽市立病院 苫小牧市立病院 市立釧路総合病院
札幌厚生病院 帯広厚生病院 旭川厚生病院 北見日赤病院
北海道がんセンター 手稲渓仁会病院 札幌社会保険総合病院 北見赤十字病院
日鋼記念病院 NTT東日本札幌病院
 

研修プログラム(フローチャート)


研修プログラム(フローチャート)
 

科長からのメッセージ

 私たち放射線診断科は、画像から情報を最大限に引き出し、患者の病態診断や診療に役立つ情報を提供することにより医療の質や患者QOL向上に貢献するスペシャリスト集団です。また、画像診断のみでなく、画像診断の手法を用いた血管内治療等のInterventional Radiologyを専門とする仲間もいて、外科的な領域も診療に含まれています。

 私たちは、広い領域に及ぶ画像診断能力を持つだけでなく、それぞれの先生方の個性を生かせる得意な分野を持ち、それを伸ばして頂きたいと考えています。放射線診断科での研修に興味を持って仲間になって頂ける先生方を心よりお待ちしております。

お問い合わせ

北海道大学病院 臨床研修センター

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