そのために、臨床研修センターを中心として、研修医の皆さんにとっての理想的な研修プログラムを常に追求し続けることはもちろん、研修医の皆さんの日常生活も含めたアメニティの向上にも取り組んでいます。
1:「道内50以上の協力病院との強力な連携」による充実のカリキュラム作成を支援

2:柔軟なオーダーメードの研修プログラム作成の支援
北大病院では、研修医の皆さん一人ひとりのキャリア・プランに合わせた柔軟なプログラムを準備しています。トップレベルの協力市中病院で1年目をスタートするプログラム、大学でじっくり深く学びならがスタートするプログラム、将来のキャリアを見据えて2年間をじっくりと大学病院で学ぶプログラム、外科・産科・小児科を重点的に研修するコースとプログラム。このように、大学病院と市中病院のそれぞれの特徴を生かし、皆さんのニーズに合った研修が可能です。私たちは、みなさんのキャリア・プランをしっかりとサポートすべく、研修プログラムを柔軟に調整します。ローテート各科の選択も極力自由度を持たせていますので、研修中にさらに学びたいことができたとき、将来のキャリアが見えてきたときにプログラム内での調整を柔軟に行えるよう対応しています。3:豊富な診療科・指導医と研修医のスムーズな連携を強化
北海道大学病院は28もの診療科を備え、各科は経験豊かな多くの専門医を擁し、あらゆる診療ニーズに対応しています。また、これらの指導医は臨床研修センターで開催する臨床研修指導医講習会に参加し、最新の医学教育理論と実践を積んで皆さんの指導にあたっています。これらの多くの診療科・指導医のもとで充実した研修ができるよう、臨床研修センターは専任のスタッフを配して研修医の皆さんをサポートしています。4:実践ですぐに役立つ「研修医セミナー」の開催

一方的なレクチャーではなく、インタラクティブなプロブレム・ソルビング形式のセミナー、スキル修得のセミナーなど、多彩なラインナップが目白押しです。また、その他のグランド・ラウンド、外部講師によるセミナーも開催しています。
5:地域医療研修の充実
北大病院は北海道の地域医療の砦となるCenter of Center 病院です。地域の医療ニーズに応える応用力ある専門医になっていくには、地域の医療ニーズを現場で体験することが重要です。北大病院では地域医療指導医支援センターを設置し、地域のセンター病院に指導医を派遣するシステムを構築しました。初期臨床研修では、これらの病院と24の地域医療研修協力施設を整備し、center of center病院医師として地域の皆様に愛される医師となるための充実した地域研修を提供しています。北海道各地のプライマリ・サイトで患者中心の医療、地域指向性の医療を肌で感じることに力をいれています。6:チューター(相談員)制度の導入

7:スキルスラボの充実
学生、初期研修医から後期研修医まで、幅広く活用できるシュミレーターを完備しています。眼底の診方、直腸診、採血、中心静脈ラインの挿入、胸腔ドレーンの挿入、など、初期研修医が身につけておくべき診療・治療の手技がここで学べます。8:後期研修以降も見据えた充実したキャリア・プランのサポート
「自立した専門医を育むオール北海道プラス1」では、高度専門研修を北海道大学病院・札幌医科大学附属病院・旭川医科大学病院の北海道内3医育大学および東京慈恵会医科大学の4大学で連携して相互に補完するプログラムを行っています。また、北海道内3医育大学の教育関連病院(約200施設)を共有化して、より幅広い診療経験を積むことを可能にしています。臨床研修センターでは、これらの専門研修を支援する窓口として、常に門を開いています。お気軽にご相談ください。9:学生と北大病院を結ぶ窓口
北大病院のプログラムに関心を持ってくれた学生に様々な情報を提供します。病院見学の窓口、プログラム説明会の窓口、など、学生さんとのファーストコンタクトの役目を担っています。10:継続的な研修プログラムの評価と改善
