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ベトナム政府叙勲に北海道大学病院から三古谷診療教授

 北海道大学病院 高次口腔医療センター診療教授 三古谷 忠氏が,ベトナム社会主義共和国政府から,ベトナム人民の健康に寄与したとして勲章を受章し,12月に現地にて受章式が執り行われました。三古谷氏は,アジア地域で無償医療援助活動を行う特定非営利活動法人「日本口唇口蓋裂協会」(名古屋市)のベンチェ省(ベトナム南部)診療隊に2000年から参加。ベトナム戦争当時の枯葉剤大量散布で先天異常の発生が多いとされる同地域において,口唇口蓋裂(生まれつき唇や上あごが割れている病気)に罹患した多くの子供たちへの無償手術や現地医療者への指導を行ってきました。長年にわたるこれらの活動が評価され叙勲の栄誉に与りました。

【受章にあたって】
 口唇口蓋裂では生命を左右されることはまずないが,適切な手術が受けられなければ人間の尊厳が失墜させられ,言語コミュニケーションが損なわれたままの人生を強いられてしまう。活動当初は現地に治療できる医療者がおらず,生活に精一杯で手術を受けることもできず成人した人々がたくさんいらっしゃった。その人生がいかなるものか辛い現実を目前として身の丈の範囲で支援に協力させていただこうと思いが固まった次第であった。以来,職場やその有志の方々のご協力をいただき,患者さんやご家族の笑顔を糧に活動を毎年継続してきた。そして,いかに多くの現地の人たちの有形無形のご支援,ご協力があったことかと改めて痛感する。政府・行政の担当者,病院スタッフ,コーディネーター兼通訳さん,運転手さん,衣食住をお世話してくださる宿舎の従業員さん,早朝から深夜まで労を惜しまず尽くしてくれるベトナムの方々のお陰があるからこそである。深く感謝申し上げます。

 受章式の様子
(左:三古谷氏,右:ベンチェ州知事)

 

 術後患者の処置をする三古谷氏

 

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