ここから本文です。

現在のページ

北海道国際医療ネットワークを開催

 北海道大学病院は10月22日(土),京王プラザホテル札幌において,「北海道国際医療ネットワーク」を開催しました。本会は,道内で国際医療に携わる関係者がこれまでの実績及び今後の取り組みについての情報共有を行うことを目的として,本院が主催となり,今回初めて開催したものです。

 寳金清博病院長からの挨拶に引き続き,来賓の辻泰弘北海道副知事,長瀬清北海道医師会長からご挨拶をいただき,本会は開会しました。

 第一部では「海外の医療事情における日本の担うべき役割」をテーマに,6名から講演をいただきました。経済産業省商務情報政策局ヘルスケア産業課の笹子宗一郎国際展開推進室長からは,行政の視点から医療の国際展開・インバウンド(外国人患者受入れ)について,一般社団法人Medical Excellence JAPANの相川直樹理事からは,医療国際展開への支援について講演がありました。続いて,日本エマージェンシーアシスタンス株式会社の麻田万奈国際医療事業部次長からは,コーディネータの視点でインバウンドの現況について,札幌東徳洲会病院の岸郁夫事務長,函館新都市病院の大堀秀実事務部長からはそれぞれ,両病院の先駆的なインバウンドの取り組みについての講演がありました。ウラジオストク北斗画像診断センター(ロシア)のデニソワ・スベトラーナセンター長からは,社会医療法人北斗(帯広市)がロシアに展開する同センターの実績と展望について講演がありました。

 第二部では「医療教育:今後の発展のために」をテーマに,3名から講演をいただきました。本院と部局間交流協定を締結している輔仁大学外国語文学院(台湾)の楊承淑教授からは,医療通訳者の育成について,北海道医療大学国際交流推進室長の安彦善裕教授からは,主に医療系学生の国際化に向けた教育について,手稲渓仁会病院の星哲哉臨床研修部長からは,研修医育成に関する国際的な取り組みについて,それぞれ講演がありました。

 その後,寳金病院長からの「国際医療の現状と課題」についての講演に続いて,演者によるパネルディスカッションが行われました。医療通訳,国際医療に関する病院認定制度,外国人患者への料金設定,医療人に対する国際教育といった4点について活発な議論が行われ,盛会裡に,豊嶋崇徳国際医療部長からの挨拶で閉会しました。

 初めての試みではありましたが,「国際医療」という未開拓の領域において,関係者間での情報共有,相互理解を深める好機となる大変有意義な会となりました。

   辻北海道副知事からの来賓挨拶

    活発な議論が交わされた
    パネルディスカッション

  長瀬北海道医師会長からの来賓挨拶

ここからサブメニュー

サブメニューここまで

ここからフッターメニュー