北大病院陽子線治療センターを紹介します。
センター概要
施設 | センター受付(2階)、診察室(1階)、治療室(1階) |
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構造 | RC構造 4階建て |
竣工 | 2014年3月 |
北大病院と陽子線治療センター(左) 全景
センター外観
治療施設(模型)
加速器 | 電磁石の力を使って陽子を光の速さの6~8割程度まで加速します。従来は1周23m程度必要でしたが、当院では研究開発の結果18m程度と小型化に成功しています。 |
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回転ガントリー | 照射部を360度患者さんの周りに回転させる装置です。回転ガントリーによって患者さんは寝台に寝たまま最適な方向から陽子線治療を受けることが可能です。従来型の陽子線治療ではガントリーの重さは160トン程度でしたが、当院では100トンまで軽量化に成功しています。 |
治療室 | 患者さんがなるべくリラックスして治療を受けられるように木のぬくもりが感じられる内装となっています。 |
階段踊り場のタペストリー
当センター内の階段踊り場には、手漉き和紙のタペストリーが飾られています。
世界的に活躍する和紙作家・堀木エリ子氏が、当施設からイメージしたサークル形状をモチーフに創った作品です。