安全衛生管理室

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安全衛生管理室とは

2004年、北海道大学は国立大学法人北海道大学となり、大学を6つの事業場に区分して安全衛生管理体制を整えました。 病院は、大学内の1つの事業場として、労働安全衛生法に基づき、産業医、衛生管理者を配置し、安全衛生管理室を設立しました。

基本方針

安全衛生管理室は、病院事業場で働く職員が健康で安全に仕事が続けられるよう、健康管理と職場環境整備を支援します。

目標

  • 本院における労働衛生全般にわたる方針の策定及び実施
  • 健康診断の実施及び健康の保持増進のための支援
  • 労働者の危険,健康障害防止策の支援
  • 労働災害の原因調査及び再発防止策の支援
  • 快適な職場環境整備の支援
  • 労働者の安全または衛生の為の教育支援

(労働安全衛生法に基づいて活動しています)

構成メンバー

産業医、衛生管理者、衛生工学衛生管理者、臨床心理士(兼務)、事務職員

衛生管理者 専任 看護師長、副看護師長
兼任 歯科医師、薬剤師、放射線技師、看護師

連絡先

住所:〒060-8648 札幌市北区北14条西5丁目
   北海道大学病院 安全衛生管理室
   (臨床研究棟2階)
電話:011-706-5726
メール:anzeneisei@huhp.hokudai.ac.jp

北海道大学病院における安全衛生管理体制

産業医の業務

  • 健康診断の結果を確認し、精密検査が必要と判断した職員に受診勧告を行なう
  • 健康診断の結果、健康に不安があり職員から申し出があった場合、また産業医が必要と判断した場合に面接指導を実施する
  • ストレスチェックの結果、高ストレスと判断された職員のうち産業医面談を希望する者との面談を実施する
  • 「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援プログラム」に沿って職員及び管理者との面談を行ない、助言・指導を行なうと共に、就業上の配慮に関する意見書を作成する
  • 時間外労働が月80時間を超えた職員に「長時間労働による健康障害防止のための自己チェック票」記載を依頼し、その内容に応じて面接指導を実施する
  • 月に1回産業医巡視にて作業環境及び作業方法の点検を行い、改善が必要な箇所については管理者に助言・指導し、また安全衛生委員会で対応についての検討を行なう

衛生管理者の業務

  • 健康診断の結果を確認し、異常のある職員を産業医に報告し、職員と直接連絡を取り、受診を促す
  • 有機溶剤や特定化学物質などが適切に管理されているか作業環境の調査、局所排気装置等の定期検査を行う
  • 週1回巡視を行い、作業環境、作業方法、施設等の衛生状態を点検し、改善が必要な箇所については職員及び管理者に助言・指導を行う
  • 労働衛生保護具(プロテクター・ゴーグル等)、救急用具等が正しく管理されているか点検および整備を行う
  • 職員が健康を保持しながら働けるよう衛生教育やメンタルヘルス相談、健康相談、治療と仕事の両立支援などを行う
  • 労働災害が発生した場合、職員の負傷等の状況を聞き取りし、現場を確認し、再発予防に努める様、職員と共に対応策を検討する。また、統計を作成し安全衛生委員会で報告する
  • その他衛生に関すること 等

安全衛生管理室の活動

産業医巡視
1年かけて院内を計画的に巡視します。
職業性曝露対策
適切な保護具の使用を指導します。


局所排気装置等の定期自主検査
局所排気装置が正しく作動し適切な作業環境に
なっているか検査をします。
研修会
安全衛生に関する講義を様々な職種に行います。


メンタルヘルス相談
面談を行い、健康で働き続けるための支援を
行います。

職員教育

研修名 対象者 目的・内容
職員オリエンテーション 医科歯科研修医 新任職員 労働安全衛生に関する知識・意識の向上を図る
病院清掃について
(感染制御部と合同企画)
清掃員 病院清掃の意義を理解し、適切な清掃方法を学ぶ
職場復帰直前プログラム 産休・育休後の 看護職員 産後のメンタルヘルス・利用できる福利厚生制度の紹介
腰痛予防学習会 全職員 理学療法士から腰痛予防の知識・技術を学び実践に活かす
ハラスメント講習会 全職員 ハラスメントに関する正しい知識を学ぶ
メンタルヘルス講演会 全職員 メンタルヘルスセルフケアについて正しい知識を学ぶ

病院安全衛生委員会議事要旨