救急医療について

救急医療体制について

北海道大学病院は、札幌市の救急医療体制の下、三次救急医療病院として365日、24時間の常時協力体制で、札幌市民並びに北海道民の皆さんの救急医療に貢献することとしております。
当病院の救急医療体制は、初期救急医療体制および二次救急医療体制の病院で対応が困難な救急患者さんの救命救急医療を担当しており、 主に救急車やドクターヘリ等で搬送された、複数の診療科領域にわたる重篤な救急患者さんに対し、高度な医療を総合的に提供しております。

 

初期救急医療体制とは
新聞等に掲載されている、けが・災害救急病院、休日救急当番病院夜間救急病院、土曜午後救急病院、 札幌市医師会夜間急病センター、札幌市歯科医師会口腔医療センターなど、外来診療によって救急患者さんの医療を担当する医療機関(病院)をいいます。

 

二次救急医療体制とは
初期救急医療体制では対応できない、入院治療を必要とする主に重症救急患者さんの医療を担当する医療機関(病院)をいいます。

 

三次救急医療体制とは
初期救急医療体制および二次救急医療体制では対応できない、特に重篤な救急患者さんに対応する救命救急センターをいいます。 札幌市内には、市立札幌病院、札幌医科大学附属病院、手稲渓仁会病院、北海道医療センターの4ヶ所があり、当病院の救急部においても、従来からこれらに準じた形で対応しておりましたが、令和3年12月に当病院も救命救急センターの指定を受け、引き続き救急対応を行っております。

消防機関・医療機関からの搬送受入要請への対応状況