平成22年4月1日に口腔インプラント治療部門が新規に開設されました。
当治療部門では、インプラントの埋入手術から冠の装着までの一貫した治療とともに、他の診療グループによるインプラント治療の総括的なマネジメントを行なっています。
インプラント治療には補綴治療、保存治療、口腔外科治療などが含まれるため、当治療部門の他、各科専門医による治療グループによって治療が進められます。
インプラント治療は失われた歯を回復するだけでなく、残存する組織を保全し、口腔内環境を整え、患者さんのQOLを維持・回復させるための一手段です。そのため、欠損部(インプラント部)だけではなく、歯が残存する部位を含めた一口腔単位での治療計画の立案が必要となり、専門医によるチームアプローチを行っております。
また、治療方針については、当治療部門が主催する「インプラントカンファランス」にて、「診療科」や「治療グループ」の枠を越えた検討を行い、最終的な治療方針を決定しています。
補綴治療:上部構造の設計と装着
保存治療:残存歯の修復治療、根管治療および歯周治療
外科治療:インプラント前処置(顎堤形成術、上顎洞底挙上術など)、インプラント埋入手術
初診受付:午前8時30分~午前4時(予約制)
再診受付:午前8時30分~午後4時(予約制)
診療時間:午前9時~午後5時
診療日:月曜日~金曜日
休診日:土曜日、日曜日、祝日、年末年始の休日
ご相談・問い合わせは、第三診療室 電話:011-706-4349、4352、4386 齋藤紘子へ(午前9時~午後5時まで)
職名 | 氏名 | 専門分野 | 所属学会・指導医・認定医など |
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助教 | 齋藤 紘子 | 歯科補綴学 口腔インプラント学 |
日本補綴歯科学会専門医・指導医 日本口腔インプラント学会専修医 |
その他、口腔外科、歯科補綴、矯正歯科、歯周病、口腔インプラントなどの専門医、学会指導医がインプラント治療に携わっています。
当院でインプラント治療を受ける患者数は増加傾向にあり、現在年間約60例、150本のインプラント埋入手術を行っています。それに伴う術前処置(口腔全体にわたる保存治療、必要に応じた骨移植術等)、補綴処置、処置後のフォローアップが行われます。