当院は、平成9年4月に「エイズ診療ブロック拠点病院」として指定されて以来、HIV感染症/エイズ診療に積極的に取り組んでいます。
これまでHIV感染症対策委員会が主体となり、診療体制の強化を図り、院内のみならず、他の医療機関の職員に対してもエイズ診療に関する継続的な研修を行っておりました。
院内の複数部署の連携を基にHIV患者のさらなる包括的な診療、支援を行うことを目的として、平成28年7月1日に北海道大学病院HIV診療支援センターが設置されました。センター長及び副センター長統括のもと、院内の関係部署が連携して診療支援を行います。
北海道大学病院HIV診療支援センター作成
北海道HIV/AIDS情報
平成8年3月の薬害HIV原告団と厚生省の間の和解条項が端緒となり、国内のエイズ医療体制が整備されることになりました。全国には約380のエイズ治療拠点病院が選定されておりますが、全国の8ブロックにエイズブロック拠点病院がそれぞれ設置されています。エイズブロック拠点病院は、エイズに関する高度な診療を提供しつつ、臨床研究、ブロック内の拠点病院等の医療従事者に対する研修、医療機関及び患者・感染者からの診療相談への対応等の情報を通じ、ブロック内のエイズ医療の水準の向上及び地域格差の是正に努める責務を担っています。
職 名 | 氏 名 |
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センター長(血液内科 教授) | 豊嶋 崇徳 |
副センター長(血液内科 診療准教授) | 遠藤 知之 |
当センターには窓口としてHIV相談室があります。HIV相談室は、患者さんとその家族やパートナーの方だけでなく、他の医療機関からの問い合わせなど、相談窓口として利用していただいています。
北海道大学病院HIV診療支援センター HIV相談室
〒060-8648 札幌市北区北 14 条西 5 丁目
TEL: 011-706-7025
スタッフ在室時間:月~金(祝祭日を除く)8:30~17:00
HIV相談室について