生体技工部

• 2024.4.13
  第127回日本医学物理学会学術大会「光免疫療法の高精度化を目指したデバイス開発〜設計から製作まで〜」　若林侑輝

• 2024.5
  北海道大学病院　歯科臨床研修医　見学受入れ

• 2024.7.31
  マテリアライズジャパン3D Point of Careウェビナー講演「医療現場での3D技術活用最前線―「単科では高価」や「人材がいない」をどう解決するか：北海道大学病院の事例―」　道田共博，若林侑輝

• 2024.10
  吉田学園　医療歯科専門学校本科2年生　非常勤講師　若林侑輝
  「医科歯科連携における業務のあり方　～In houseでのサージカルガイド製作～」日本歯技　若林侑輝

• 2024.11.16
  日本口腔顎顔面技工学会「旧義眼を用いた効率的な義眼製作アプローチ」　山本莉紗

• 2024.11.30
  日本口腔顎顔面補綴学会　シンポジウム講演　「デジタルによる歯科技工士の多職種連携」　若林侑輝

• 2024.11
  北海道大学歯学部5年生向けフロンティア発展科目「顎顔面補綴（エピテーゼ）について」　若林侑輝
  北海道大学歯学部4年生講義　「義歯製作の技工について」道田 共博
  「医科歯科連携技工について」川村 碧

• 他大学歯学生　見学受入れ　2024年11月～2025年10月まで
  （公）日本歯科技工士会「歯科技工技術や機材等の研究に関する表彰」道田 共博

• 2024.12
  福岡歯科大学学術総会・学術大会　講演　道田共博

• 2025.1.18
  吉田学園　医療歯科専門学校卒後研修 顎顔面技工「眼球の製作」　４回コース　講師　若林侑輝

• 2025.1.25
  日本歯科技工学会 第46回日本歯科技工学会学術大会 兼第7回国際歯科技工学術大会ポスター発表「顎間固定スプリントにおける造形角度と3Dプリンターの種類が及ぼす変形量の検証」　山本莉紗

• 2025.2
  韓国　全北大学　歯学生見学受入れ

• 2025.2
  日本学術振興会採択 奨励研究「肺移植手術の手技向上のためのトレーニングモデルおよび技能評価スケールの構築」山本 莉紗

• 2025.2
  メディカルラボＫにてエピテーゼ実習セミナー受講　山本莉紗・渡辺さら

• 2025.3
  大阪大学歯学部附属病院　「医療現場での3D技術活用 北海道大学病院生体技工部の試み」講演　若林侑輝

• 2025.3
  日本学術振興会採択 若手研究「デジタル技術，抗菌性，治癒促進効果を基盤とした革新的テンポラリーエピテーゼの開発」川村 碧

• 2023年度分
• 2022年度分
• 2021年度分
• 2020年度分

• 部長
  坂口究（歯学研究院 口腔医学部門 口腔機能学分 口腔機能補綴学教室　教授）
• 副部長
  上田康夫（歯学研究院 口腔医学部門 口腔機能学分野 冠橋義歯インプラント再生補綴学教室准教授）
• 歯科技工士長
  道田共博
• 歯冠修復部門
  若林侑輝（歯科技工士）
  渡辺さら（歯科技工士）
• 有床義歯部門
  川村　碧（歯科技工士）
  山本莉紗（歯科技工士）

• 一般社団法人　日本歯科技工学会会員　4名
• 日本口腔顎顔面技工学会会員　3名
• 一般社団法人　日本顎顔面補綴学会会員　2名
• 公益社団法人　日本口腔インプラント学会会員　1名
• 特定非営利活動法人　日本歯科保存学会会員　1名
• 一般社団法人　日本接着歯学会　1名
• 一般社団法人　日本頭頸部癌学会　1名

• 一般社団法人　日本歯科技工学会認定　専門歯科技工士　1名
• 日本口腔インプラント学会　専門歯科技工士　1名
• 北海道大学博士（歯学）学位取得　１名

• 部屋の様子

• 職員の技工机
  L字型の半個室になっており、研磨作業とその他の技工作業が1か所で行えます。

• 3Dプリンター
  医科・歯科診療科から依頼される3Dモデル（実物大臓器立体模型）を作製する石膏プリンターや、歯科技工物を造形するための樹脂プリンターを設置しています。
  

歯科技工物用樹脂プリンター(Form 3B、Formlabs)

CAD/CAMシステム (Ceramill、AMANNGIRRBACH） CADシステム (S-WAVE、松風)

• インプラント
  インプラント(人工歯根)とは、歯が抜けてしまった所の骨にフィクスチャー(ネジ)を埋め込み、そのフィクスチャーを土台にして人工の歯を装着する治療法です。

• CAD/CAM冠
  歯型をスキャンしたデータから、コンピューター画面上で適切な歯の３Dデータを作り出します（この操作をCADといいます）。その後、データを加工機に入力し、材料を機械加工して（この操作をCAMといいます）できた技工物がCAD/CAM冠です。
  使用される材料は金属アレルギーのリスクが少なく、天然歯に近い審美性を持っているプラスチック材料です。

• 自費セラミック冠
  金属にセラミックを被せた陶材焼付鋳造冠（メタルボンド）とセラミック材料のジルコニア冠の2種類があります。

• 義歯
  歯が1本も残っていない患者さんに対しては総義歯、歯が残っている場合はクラスプ（止め具）をかけて装着する部分床義歯によって、失われた歯の機能を回復します。

• マウスガード
  スポーツ時に、口の中を怪我することを防止するために用いられる歯科用樹脂。

• スプリント
  顎関節症や歯ぎしりの治療に用いられる歯科用樹脂。とくに睡眠時無呼吸症の改善に用いる装置はスリープスプリントといい、上下を固定するタイプと、多少動かすことのできる半固定式のものがあります。

• 3D造形模型
  CTやMRIから画像診断装置（Mimics）を用いて必要な部位のSTLデータを作成し、3Dプリンターで造形したモデル。術前のシミュレーションによる手術精度の向上、患者説明等、安心安全な医療に役立っています。

• エピテーゼ
  事故、病気、火傷などの要因により身体に欠損部が発生した場合、外科的処置で回復が困難な症例に対して、失われた部分を医療用シリコン等で製作する補助装具です。部位は耳・鼻・顔面などを製作しています。北大では歯科・形成外科・耳鼻科が受け入れ窓口となっています。

2003年（平成15年）に歯学部と医学部の附属病院統合に伴い、医科との連携を見据えて「歯科技工室」から「生体技工部」へと改編されました。今後とも生体技工部では、歯科分野だけでなく医科分野においても貢献していく所存でございます。

北海道大学病院 歯科診療センター6階
〒060-8648　札幌市北区北14条西5丁目　TEL 011-706-4377

連絡先
歯科技工士長：道田　共博
Mail: michida[at]den.hokudai.ac.jp
TEL: 011-706-4377