2022.11.07

ニュース

令和3年度会計検査院決算検査報告の指摘事項について

令和3年度会計検査院決算検査報告において、「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金(医療分)」の本院への交付対象事業費16億1,502万円のうち、4億4,486万円が不当とされました。

指摘理由は、「患者が入院していて空床や休止病床となっていないのに、当該入院期間中に係る病床数を延べ空床数や延べ休止病床数に算入して、延べ空床数や延べ休止病床数を過大に計上するなどしていたもの」とされております。

本件については、交付金の対象となる病床が空床となっている場合、コロナ患者の受け入れ要請に速やかに対応できれば、コロナ患者以外の患者の受け入れも可能ですが、その際、診療報酬と交付金を同時に算定したことにより、過大な請求となっておりました。

このことは、本院において制度の理解が十分でなかったことが原因と考えており、今後、再びこのような問題が発生しないよう、適切に対応してまいります。

令和4年11月7日
病院長 渥 美 達 也

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