2023.02.08

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木田金次郎画伯の絵画の贈呈式が執り行われました

北海道大学病院は、企業等から寄贈された木田金次郎画伯の絵画2点(「春のニセコ」、「落陽の放牧」)を所蔵し、絵画は長年に渡り病院長室と看護部長室に飾られていました。
令和4年(2022年)4月に就任された渥美達也病院長の「大変貴重な絵画であり、多くの方々に鑑賞いただきたい。」との思いから、絵画2点を岩内町にある木田金次郎美術館に寄贈することとし、令和5年(2023年)2月6日(月)、木田金次郎美術館において、岩内町の木村清彦町長、渥美達也病院長の御両名出席のもと、贈呈式が執り行われ、絵画2点は60年ぶりにふるさとの岩内町に還っていきました。
木田金次郎画伯は、生涯故郷である岩内を拠点に活動を続けた画家で、有島武郎の小説「生れ出づる悩み」のモデルとして知られる人物であり、北海道大学、北海道大学病院とも非常に縁が深い方です。

贈呈式の後には懇談の場が設けられ、岩内町の木村清彦町長、三浦宣彦教育長、久崎教育部長、岡部卓木田金次郎美術館長と本院の渥美達也病院長、西村敏信事務部次長が、木田金次郎画伯と本院との関係、地域医療、岩内町とその周辺地域の現状について意見交換しました。

これらの絵画は、他の作品とともに木田金次郎美術館で展示されることとなっておりますので、是非、ご覧ください。

「落陽の放牧」の隣に立つ木村町長(左)と
「春のニセコ」の隣に立つ渥美病院長(右)

懇談する木村町長(左)と渥美病院長(中央)と
西村事務部次長(右)