集中治療部

北大集中治療部は8床の治療ベッドを有しており、集中治療専門医の資格を有する麻酔科医を主体として、救急科、循環器外科、外科、循環器内科など、専門性が異なる複数科の医師によって、24時間体制で集中治療を提供しています。

受け入れ患者数は年間600~700例であり、その患者層が広いことがひとつの特徴です。一般的な侵襲性の高い術後患者をはじめとして、臓器移植適応患者、先天性心疾患患者といった特殊疾患を持つ患者様や、広範熱傷、心肺蘇生後、多発外傷といった救急搬送された患者に至るまで、全国的にも重症度が高い患者様の治療を行っております。

医師、看護師、臨床工学技師、薬剤師、理学療法士などの全ての医療スタッフは、集中治療に関する十分な知識と経験、そして熱意を持って日々の臨床に当たっています。また、次世代の地域医療を担う医療者を育成する医育機関、医学の発展に寄与すべき研究機関であることを忘れることなく、学生教育や臨床研究に積極的に参加する取り組みを続けています。